
ユキ
こんな方のために、この記事を書きました。
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の口コミ&評判を一気読みしたい方
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の英語コーチングの流れを知りたい方
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の悪い口コミ&評判の真相が気になる方
- 英語コンプレックスがある外大卒の純ジャパの私
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)を選んだ理由
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の口コミ&評判を調べてみた
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の英語コーチングのカウンセリング体験談
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店の英語コーチング体験談
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の悪い口コミ&評判の真相をレポートする
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)のよくあるQ&Aに回答する
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)のメリット・デメリット
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)はこんなあなたにおすすめ!
英語コンプレックスがある外大卒の純ジャパの私
私は、外大(外国語大学)を卒業しました。
私が外大OGだと知ると、ほとんどの人がキラキラした目でこう言います。
すごい!
英語は当然できるんですよね??
ユキ
外大生あるある。
英語力のピークは、大学受験 笑
私は、日本生まれの日本育ち。
いわゆる、純ジャパです。
もともと頭が良かったわけでもありません。
田舎の公立高校で死に物狂いで勉強をし、やっとの思いで外大に合格しました。
社会人になってからは、海外案件を担当することもありました。
しかしあまりの英語のできなさに周囲から呆れられ、いつしか英語を使う仕事自体を振られなくなりました・・・。
ユキ
世の中には格安の学習アプリや24時間喋り放題のオンライン英会話が溢れています。
そんな中、なぜ私は総額約60万円という高額な「英語コーチング」を選んだのか。
過去の挫折から行き着いた、明確な3つの理由をお話しします。
- 「独学の限界」と自分の悪い癖に気づいたから
- 英会話レッスンは「練習試合の場」だと気づいたから
- 「意志の弱い自分」に逃げ道をなくしたかったから
これまでは市販の参考書やアプリで「なんとなく」勉強し、やった気になっていました。
しかし、英語コーチングの体験レッスンで突きつけられたのは、「単語をいくつか拾って、脳内で都合よく意訳しているだけ」という致命的な自分の癖でした。
このような無意識の悪癖は、どれだけ優秀なアプリを使っても自力で気づくことは100%不可能です。
プロによる客観的な診断がなければ、これ以上いくら時間をかけても一生レベルアップできないと痛感しました。
外国人講師とお喋りをする英会話スクールは、すでに頭の中に知識(インプット)が十分にあり、英語を話せる人が実践するための「練習試合の場」です。
当時の私のように、ネイティブのスピードを処理する「英語脳」の土台がない純ジャパが飛び込んでも、毎回決まった定型フレーズを使い回して愛想笑いで終わるだけ。
今の私に必要なのは、楽しくお喋りをする外国人講師ではなく、脳内のインプット回路を科学的に鍛えてくれる「日本人のプロトレーナー」でした。
月額制の安いツールは手軽な反面、自分の意志ひとつで「いつでもサボれる」という罠があります。
私は自分の意志の弱さと諦め癖をよく知っていたので、大金を投じることで強烈な覚悟を決め、毎日進捗を管理されるという「サボれない環境」を仕組みとして買いに行きました。
無駄な遠回りをすべて排除し、最短最速で「一生モノの英語脳」を手に入れる。
私にとって英語コーチングは、自分を変えるための「最も確実で科学的な、最後の手段」だったのです。
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もくじに戻るRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)を選んだ理由

出典:RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)公式HP
世の中には、数多くの英語コーチングスクールがあります。
その中でRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)を選んだ理由は、以下の通りです。
- イングリッシュカンパニー」の競合サービスを肌で体験したい
- もともとライザップ会員だった
- ライザップの系列店で使える割引券をたくさん持っていた
最大の理由は、かつて科学的英語アプローチの最高峰を体験したからこそ、「ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)の最大の競合であるライザップの英語指導を、この肌で直に体験して比較してみたい!」という強い知的好奇心があったからです。

さらに、私には強力な後押しがありました。
実はもともとボディメイクの「ライザップ会員」だったのです。

そのため、手元には会員特典として配られたライザップイングリッシュの割引券が大量にありました。
約60万円という英語コーチングの相場に対し、この割引券を使えば、競合の最高峰のサービスをお得に体験できる。
これはまたとないチャンスだと確信しました。
「あの圧倒的な追い込みシステムが英語にどう応用されているのか、元会員として確かめてやろう」というワクワク感とともに、私は新たな扉を叩くことに決めたのです。
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もくじに戻るRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の口コミ&評判を調べてみた
引用元:X(旧Twitter)
引用元:みんなの評判ランキング
これらを踏まえ、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の良い口コミと悪い口コミを整理してみました。
ユキ
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もくじに戻るRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の英語コーチングのカウンセリング体験談
2023年2月。
悪い口コミ&評判の真相を明らかにすべく、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店に行きました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店までのアクセス

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店は、JR新橋駅から徒歩1分の距離にあります。

横断歩道を渡り、銀座方面に進みます。

すると正面に、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店がある新橋マリンビルが見えてきます。

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の看板が目立つので、すぐ分かります。

私が訪れた2023年2月当時、1階には香川県と愛媛県のアンテナショップがありました。

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店は、新橋マリンビルの7階にあります。

エレベーターに乗り込みます。

エレベーターを降りて左手が、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の入口です。
- 東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル7F
- JR新橋駅から徒歩1分
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の雰囲気

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店に入ると、右手に受付があります。
しかし、受付には誰もいません。
カウンターの上にある呼び鈴を鳴らそうと思ったちょうどその時、看板に気付きました。
「カウンセリングや初回セッションにいらっしゃったお客さまは、予約時間までお待ちください。」
予約時間まで余裕があったので、ロビーのソファに座って待つことにしました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)は、RIZAP(ライザップ)と世界観が同じです。
同じRIZAP(ライザップ)グループなので当たり前ではあるのですが、私は感動しました 笑
RIZAP(ライザップ)と同じアロマの香りが漂っていて、初めて来た気がしません。
奥からは、数人の話し声が聞こえてきます。
日本語のほか英語も聞こえてきて、緊張します。
私がRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店を訪れたのは、平日の午後の早い時間。
にもかかわらず繁盛していて、ビックリしました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)は、オンラインセッションも開講しています。
しかし対面セッションも、大人気のようです。

ソファに座ってボンヤリしていると、一人の男性が入ってきました。
ユキ
「アイドルかな?」と思うくらい、若いイケメン。
そして、おじさんの街・新橋にふさわしくないラフなファッションです。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の客層は、謎です 笑
予約時間になっても、なかなか奥からスタッフが出てきません。
ユキ
と思っていると、奥から男性スタッフが出てきました。
ちなみにRIZAP(ライザップ)のトレーナースタイルではなく、スーツ姿でした。
スタッフ
ユキ
スタッフのお兄さんは、受付のモニターを確認します。
私の体験レッスンの担当スタッフは、前の予定が押していて遅れるんだそう。
一足早く、レッスンルームに案内してもらうことになりました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の設備とアメニティ

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店は、広くありません。
ただ、部屋数が多いです。
私が確認した限りでは、12のレッスンルームと1つのテストルーム兼控え室がありました。
テストルーム兼控え室には、パーテーションがある机がいくつか並んでいました。
通りがかりにチラッと見た限りでは、誰もいませんでした。

私が案内されたのは、3番のレッスンルーム。
大きな窓に面していて、自然光が差し込んで明るいです。

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店のレッスンルームは、完全個室です。
壁とドアがあり、天井にはすき間がありません。
ただ壁が薄いのか、音漏れはひどいです。
各レッスンルームには、防犯カメラがついています。
危ない目には、遭いません。

レッスンルームの2面は、ホワイトボードです。

500mLのミネラルウォーターをいただきました。
RIZAP(ライザップ)でもらえる、ミネラルウォーターと同じものです。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)では、セッションのたびにこのミネラルウォーターをもらえます。
常温と冷たいものから選べます。

スタッフのお兄さんから、ファイルをもらいました。
ファイルを開くと、「ようこそRIZAP ENGLISHへ」の紙がありました。
RIZAP(ライザップ)のカウンセリングでも、同じような紙を見た気がします(遠い目

これが、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)のカウンセリングシートです。
RIZAP(ライザップ)のそれと同じく、内容が詳細です。
- 過去の英語の学習経験
- 仕事で英語を使う場面
- 現状の英語レベル(TOEICや英検の受験履歴など)
- 英語学習の目的・目標(TOEICや英検のスコアなど)
- 英語学習の目的・目標達成期限
- 英語学習をする上での不安
- 現在のライフスタイル
- セッションを受けられる時間帯
- 他に検討している英語スクール
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の英語コーチングのカウンセリング
扉を開けると、そこはまさに「ライザップ」のあの独特な高級感と、どこかストイックな緊張感が漂う空間でした。
今回、私は「イングリッシュカンパニーからの乗り換え」「TOEICではなく英会話目的」「リスニングへの強い苦手意識の克服」という明確な課題を携え、さらに「女性トレーナー」を希望してカウンセリングに臨みました。
ブースに案内されると、小動物系の親しみやすい雰囲気の女性カウンセラーが出迎えてくれました。
ライザップのどんなところが良かったですか?
スタッフ
最初の雑談でそう聞かれ、私は「とにかく食事を徹底的に管理してくれるところです」と答えました。
あの毎日一食一食にフィードバックをくれる超徹底的な姿勢こそが、ライザップの強み。
そのDNAが英語にどう活かされているのか、私の期待値は高まります。
スタッフ
ユキ
実は今、イングリッシュカンパニーに通っている(あるいは通い終えた)のですが……
私は、胸の奥に仕舞い込んでいた挫折のストーリーを正直に吐露しました。
最初は「純ジャパのカタカナ英語を脱却して、もっと英語っぽく喋れるようになりたい」「日常英会話を楽しみたい」というピュアな目的で始めたはずでした。
しかし、パーソナルジムのカリキュラムを進めるうちに、いつの間にか目に見える数字である「TOEICのスコアアップ」へと目的がすり替わってしまい、結果として過酷なインプットの連続に心がポキリと折れて病んでしまったのです。
ユキ
私の切実な訴えに、お姉さんは深く深く共感しながら頷いてくれました。
ユキさんはもう基礎的なインプットは十分に完了されているので、ここからは『アウトプット』のフェーズに完全にシフトしたいということですね。
TOEICに出てくるような難しいビジネス英語や長文は理解できているのに、いざ口を開くと中学レベルの簡単な英語すら出てこない。
そのもどかしいギャップを埋めて、リスニングとスピーキングを徹底的にやりたい、ということですね。
スタッフ
まさに私の言いたかったことを完璧に言語化してくれました。
一応、現在のTOEICスコアを聞かれたので「トータルで700点、リーディングの方がやや高めです」と口頭で伝えました。
公式のスコアシートなどの証拠書類を提出させられるような堅苦しさは一切なく、あくまで受講生の自己申告を信頼してくれるスタイルでした。
スタッフ
カウンセリング特有の、モチベーションを膨らませる質問です。
私は間髪入れずに答えました。
ユキ
お好きなんですか?
スタッフ
ユキ
でも、今の英語力だと現地でトラブルがあったらどうしようと、どこか怖くて縮こまってしまうんです。
スタッフ
ユキ
スタッフ
ユキ
スタッフ
お姉さんがキラキラした笑顔で一緒に盛り上げてくれるうちに、私の脳内にはハワイのアラモアナショッピングモールで、両手にショップバッグを抱えて店員さんと流暢に会話しながら楽しく買い物をしている自分の姿が鮮明に浮かんできました。
この「未来のワクワクする姿」を強烈にイメージさせる手法は、さすがライザップ、モチベーション設計のプロです。
しかし、ここからが本番でした。
スタッフ
と、雰囲気が一変しました。
テストにはいくつか種類やレベルがあるようでしたが、私の目的に合わせて選ばれたメニューは以下の6ステップでした。
- 音読(英文をそのまま声に出して読む)
- スラッシュリーディング(意味の区切りごとに頭から読んでいく)
- 日訳(英文を瞬時に日本語に変える)
- 短期記憶(リテンション)(流れた英文を聞き、そのまま英語で復唱する)
- 30秒リスニングからの1分間説明(30秒の音声を聴き、その内容を1分間で要約・説明する)
- 1分間スピーチ(「大きな都市と小さな都市、住むならどちらが良いか」というお題に対し、自分の意見を1分間で述べる)
前半の「1. 音読」「2. スラッシュリーディング」「3. 日訳」までは、イングリッシュカンパニーで鍛え上げた貯金があったため、比較的スムーズに、何の問題もなくクリアすることができました。
お姉さんも「素晴らしいですね!」と褒めてくれます。
しかし、後半の「アウトプット領域」に入った瞬間、私は地獄を見るシチュエーションに叩き落とされました。
「4. 短期記憶」では、極めて短い文章であればすぐに聞き取って復唱できるものの、一文が少し長くなった途端に脳内のメモリがパンクし、口から英語が出てこなくなります。
続く「5. 30秒リスニングからの1分間説明」はさらに悲惨でした。
音声の内容自体は、持ち前のリスニング力で「こういうことを言っているな」と頭では聞き取れているのです。
しかし、「さあ、今の内容を1分間で説明してください」と言われた瞬間、脳がフリーズしました。
どうやって英語を組み立てていいか分からず、絞り出した一言で、なんとわずか「6秒」で沈黙してしまったのです。
極めつけは「6. 1分間スピーチ」でした。
「都会と田舎、どちらが良いか」という、日本語であればいくらでも語れるお題。
しかし、英語になった途端に言葉が完全に詰まり、こちらも10秒ほどで力尽きて終了しました。
1分間の制限時間に対して、残りの50秒間、ブースにはただただ気まずい静寂だけが流れました。
テストが終了した瞬間、お姉さんは一瞬、本当に困ったような苦笑いを浮かべました。
もちろん、ライザップの接客プロフェッショナルですから、まずは「前半のリーディングや基礎力は本当に素晴らしいです!」と全力で褒めてはくれました。
しかし、その目の奥には
大丈夫かな?
スタッフ
という、明らかな戸惑いと衝撃の雰囲気が隠しきれていませんでした。
私は見た目が地味で大人しいタイプなので、余計に「喋る気力がない人」のように誤解されがちです。
あまりの喋れなさに、「これは日常会話コースではなく、もっと基礎的なコースに変更させられるのでは……」と不安がよぎりましたが、最終的には「このまま英会話コースでいきましょう」ということになりました。
ここで、お姉さんから鋭い質問が飛んできました。
頭の中に『言いたいこと』はあるけれど、それが英語の文章として言葉にならない感じですか?
それとも、そもそも頭の中に『言いたいこと(意見)』自体があまり浮かんでこない感じですか?
スタッフ
私は少し考えて、正直に答えました。
ユキ
お姉さんは再び、何とも言えない苦笑いを浮かべました。
会話を膨らませるためには、まずは話を自分から繋げていく姿勢が何よりも大事ですからね。
そこも一緒にトレーニングしていきましょう!
スタッフ
こうして、私の現在地が完全に丸裸にされたアセスメントテストが終了しました。
その後、英会話コースの具体的な指標について説明を受けました。
ライザップイングリッシュでは、世界的な英語スピーキングテストである「VERSANT(バーサント)」を指標として導入しているそうです。
日本人の平均点数は38点前後。
AIが厳密に採点するため、テスト中に沈黙が長すぎると、そもそも採点すらしてもらえない過酷なテストだという説明を受け、先ほどのスピーチの沈黙を思い出して冷や汗が出ました。
続いて、実際に使用する教材を見せてもらいました。
パラパラとページをめくった瞬間、私は思わず心の中で呟きました。
ユキ
イングリッシュカンパニーで、TOEICのあの細かく難解なビジネス長文や高度な語彙を凝縮した教材を見慣れていた私にとって、ライザップイングリッシュの英会話教材は、ものすごく、拍子抜けするほど簡単に思えたのです。
しかし、お姉さんは私の表情を見透かしたように、こう釘を刺しました。
この中学レベルの知識を、どれだけ『瞬時に、無意識レベルで口から出せるか』が全てなんです。
世の中には、流暢に喋っているように見えても、発音が良いだけで、実は言っている中身は大したことない、中学英語の組み合わせに過ぎないというケースが本当によくあるんですよ。
スタッフ
この言葉には非常に納得させられました。
さらに、私のアセスメントテストのパフォーマンスに対して、お姉さんからもう一つ重要な指摘がありました。
言葉に抑揚(イントネーション)が全くありません。
もっと感情をしっかりと込めて、強弱と抑揚をはっきりさせた方が、絶対にネイティブスピーカーに伝わりやすくなりますよ!
スタッフ
耳が痛い指摘でしたが、アナライザー気質で感情をあまり表に出さない私の弱点を的確に見抜いたアドバイスでした。
最後に、トレーナーの希望確認がありました。
「女性トレーナーが良い」という私の希望に対し、お姉さんは少し私の顔を覗き込むようにして言いました。
スタッフ
ユキ
テストで撃沈し、暗くて元気がなくなっている地味な私を見かねて、相性を心配しての念押し確認だったのかもしれません(笑)
店舗の空き状況を聞くと、現在「銀座店」は超満員で混み合っているとのこと。
ライザップイングリッシュは効果を実感してプランを継続・リピートする受講生が多く、なかなかトレーナーの枠が空かないらしいのです。
そのため、しばらく待機期間が生じることになりました。
日々のトレーナーとのやり取りは、使い慣れた「LINE」を使用するとのこと。
ボディメイクのライザップには毎日の食事や体重を記録する専用の豪華なアプリがありましたが、イングリッシュに関してはそういった専用アプリはなく、LINEでの泥臭いやり取りになるという説明を受け、少し意外に思いました。
スケジュールに関しては、原則として曜日と時間は完全固定制ですが、最終的には担当トレーナーと要相談で決定するとのこと。
説明をすべて聞き終え、私は契約書にサインをしました。
ここで、元ライザップ会員の特権が火を吹きます。
手元にあった総額25万円分の優待割引券を全て投入した結果、本来の高額な受講料から大幅に引かれ、実際の支払額は「約18万円」にまで抑えることができたのです!
これだけの最高峰のサービスを18万円で受けられるのは大チャンスですが、それでも一般会社員の私にとっては大金です。
ユキ
と財布の紐を締め直しながら、強い覚悟が湧き上がってきました。
ライザップイングリッシュでは、通常のレッスン回数(私は16回)とは別に、初回に「プランニングセッション」という枠が1回分、無料で余分に設けられているそうです。
つまり、私は合計17回、スタジオに通うことになります。
契約書を作成してもらい、控えをカバンに仕舞い込んで、私はその日の新橋店を後にしました。
本来のライザップイングリッシュは、週に2回、1コマ(50分)ずつスタジオに足を運んでセッションを受けることを理想的な黄金スケジュールとして想定しています。
しかし、今回私の担当になるトレーナーの既存の予約都合上、3月いっぱいの期間に関しては、変則的に「週に1回、2コマ連続(合計100分)」でセッションを受けるというスケジュールが提示されました。
ユキ
私、本当に最後まで集中力が持つかな……大丈夫かな??
スケジュールを提示された瞬間は、正直かなりの不安と恐怖が頭をよぎりました。
しかし、かつてイングリッシュカンパニーに通っていた当時、週2回、1回あたり90分の超高負荷トレーニングに耐え抜いたあの過酷な日々を思い出すと、
ユキ
と、過去の挫折と経験が不思議な自信へと変わっていきました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の勧誘・アップセルはきつい?しつこい?



「ライザップ」と聞くと、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、あの徹底的な指導の裏にある「強烈な営業」や、契約時の「執拗なプラン延長・追加サプリメントの購入の勧誘(いわゆるアップセル)」に対する恐怖ではないでしょうか。
特に、無料モニターに対して無理なプランへの引き延ばしが一切なかったフラミンゴオンラインコーチングのような誠実なサービスを経験した後だと、ライザップの営業の圧力がどれほど強いのか、身構えてしまうのは当然の心理です。
結論から言うと、今回のライザップイングリッシュ新橋店でのカウンセリングにおいて、私が恐怖していたような「強引で、帰してくれないようなキついアップセル」は、拍子抜けするほど一切ありませんでした。
もちろん、彼らもビジネスですから、アセスメントテストで私のスピーキングの圧倒的なボロボロ加減(6秒で沈黙、10秒で終了という惨状)を目の当たりにした後、「ユキさんのこの課題を完璧に克服して、ハワイで本当に楽しくショッピングを楽しめるレベルにまで到達するためには、本来であればこちらの3ヶ月〜4ヶ月の長期プランで腰を据えて取り組むのが最も確実でオススメですよ」という、より高額な上位プランへのアプローチや、期間延長の「提案」自体はロジカルにしっかりと行われました。
しかし、それは決して「契約するまでブースの扉を開けない」といった、昭和の強引なエステ勧誘のような嫌な圧迫感ではありませんでした。
私が「まずはこの回数で、自分の手持ちの予算の範囲内でしっかりと効果を確かめたい」「手元にある25万円分の優待券を最大限に活かして、持ち出しの金額を18万円程度に抑えてスタートしたい」という意思をアナライザーらしく明確に提示すると、カウンセラーのお姉さんはそれ以上無理に高いプランを押し込んでくることはありませんでした。
「分かりました!では、この16回+プランニングセッションの合計17回のコースの中で、最大限にアウトプットの瞬発力を引き上げられるよう、トレーナーとチーム一丸となってカリキュラムを凝縮して組みますね!」と、こちらの提示した条件を快く受け入れ、すぐに電卓を叩いて優待券を適用したスマートな見積書を作成してくれたのです。
世間のイメージにある「ライザップ=営業がキつい」というのは、裏を返せば「受講生の目標に対して、絶対に結果を出させたいというプロとしての強いコミットメントの表れ」でもあります。
こちらが確固たる目的意識と予算の意思表示をしっかりと持っていれば、むしろその熱量をこちらの味方につけて、非常に誠実で引き締まった、プロフェッショナルな素晴らしい契約手続きを行ってくれるスクールだと感じました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店の英語コーチングのカウンセリングの感想
RIZAP ENGLISH新橋店でのカウンセリングとアセスメントテストを終えて、私の胸に去来したのは、心地よい敗北感と、それを遥かに上回る「猛烈なワクワク感」でした。
これまでの私は、イングリッシュカンパニーでの過酷な日々を通じて、英語の「知識」や「長文読解のロジック」というインプットの財産をこれでもかと脳内に蓄えてきました。
TOEIC 700点という数字は、純ジャパの会社員としては決して恥ずかしい数字ではないはずです。
しかし、今回のアセスメントテストによって、「頭の中に膨大な英語のデータベース(知識)があること」と、「それを1秒以内に口から発話して、目の前の人間とリアルタイムな会話を繋げること」の間には、大西洋ほどの深く巨大な溝(ギャップ)があるという冷徹な現実を、これ以上ないほど鮮明に突きつけられました。
30秒の音声を聴いて、わずか6秒で沈黙してしまったあの時の、ブースを支配した冷や汗ものの空気感。
1分間スピーチで10秒しか喋れず、残りの50秒間をお姉さんの苦笑いとともに過ごしたあの気まずさ。
アナライザー気質でプライドが少し高い私にとって、それは強烈なプライドの崩壊を意味していました。
しかし、不思議と絶望はありませんでした。
なぜなら、見せられた教材が「中学英語レベル」という極めてシンプルなものだったからです。
「あ、私は難しいビジネス英語が喋れなくて落ち込んでいたけれど、実はこの中学レベルの簡単な英語のレゴブロックを、頭の中で超高速で組み立てて並べる『瞬発力の訓練(回路の自動化)』さえ徹底的にやれば、あの憧れのハワイのアラモアナショッピングモールで店員さんと笑い合いながらお買い物をする未来が、本当に手に入るんだ」という、明確な突破口が見えたからです。
お姉さんから指摘された「私の英語は単調で抑揚がない」という弱点も、自分自身では一生気づくことができなかった貴重な診断でした。
感情を込めて英語を話すという新しい自分に出会える予感がして、今から楽しみでなりません。
優待券を25万円分も使い、自腹で約18万円を支払うという決断。
決して安い買い物ではありませんが、だからこそ「絶対にこの17回のセッションで、自分の口から滑らかな英語を絞り出してやる」という強烈な覚悟のスイッチが入りました。
本来週2回のところを、トレーナーの都合で「週1回・2コマ連続(100分)」という超高負荷な変則スケジュールからスタートすることになりますが、かつてICの90分トレーニングを耐え抜いた私なら、このライザップの荒波も絶対に乗り越えられると信じています。「
結果にコミットする」の言葉通り、自分の英語力がアウトプットの領域でどう大化けするのか、新橋店でのこれからの泥臭い大人の部活動のような日々に、期待を込めて胸を膨らませています。
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2023年3月。
悪い口コミ&評判の真相を明らかにすべく、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店に行きました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店までのアクセス

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店は、東京メトロ銀座駅から徒歩2分の距離にあります。

並木通りに入ります。

並木通りを、北上します。

歩いていると、右手にガラス張りのビルを発見!
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店が入る、ZOE銀座です。
ちなみに、無印良品銀座店のすぐ隣です。

引きで見ると、こんな感じ。

さすが、銀座の一等地。
おしゃれなビルで、入る前からドキドキワクワクします。

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店は、ZOE銀座の7階にあります。
私が訪れた2023年3月当時、ZOE銀座の他のフロアにはおしゃれダイニングやヨガスタジオが入居していました。
そのせいか、出入りしているのはキレイなお姉さんが多かったです。

さすが、銀座の一等地。
エレベーターまでおしゃれで、クラクラします。
ユキ
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)は、とても高額です。
正直なところ「こんなに高いお金をかける価値があるのかな?」とすら、思っていました。
しかしRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店を訪れたことで、そのモヤモヤは吹っ飛びました。
こんな素敵なビルに通えるなら、数十万支払っても惜しくはありません。
私、高級感のあるキラキラした世界観が大好きなんです 笑

2023年3月当時、ZOE銀座の7階にはRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店のほか美容院が入っていました。
そのおかげで、フロア全体に優雅な香りが漂っています。
ユキ
セレブリティな美容院で、天井からはいくつものシャンデリアがぶら下がっていました。
イケメンの美容師のお兄さんたちを横目に見つつ、通り過ぎます。


RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店は、奥にあります。
RIZAP(ライザップ)のロゴが壁に大きくあり、カッコいいです。
- 東京都中央区銀座3-3-1 ZOE銀座7F
- 東京メトロ銀座駅から徒歩2分
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店の雰囲気

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店に入ると、右手に受付があります。
受付には、誰もいません。

受付には、「テストルームにて、お待ちくださいませ」の看板があります。

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店は、明るくてキレイです。
新橋店のほうが店舗としては大きいようですが、私は銀座店のほうが広いように思いました。
そして私は、銀座店のほうが断然好きです 笑
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店は、RIZAP COOK(ライザップクック)銀座店を併設しています。
しかし不思議と、食べ物の香りは気になりません。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店のロビーには、RIZAP(ライザップ)と同じアロマの香りが漂っています。

私がRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店に通っていたのは、主に水曜日と土曜日の朝から午後の早い時間にかけて。
他のお客さんと遭遇することは、ほとんどありませんでした。
というのも、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)はオンラインセッションを希望するお客さんが多いから。
また対面セッションが混み合うのは、平日の夜なんだとか。

受付の隣の通路の奥には、RIZAP COOK(ライザップクック)銀座店があります。
奥からは人の動く気配を感じるのに、不思議と人が出入りする場面には遭遇したことはありません。

RIZAP COOK(ライザップクック)銀座店に続く通路の照明が、とってもおしゃれでした。

奥のエリアが、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店です。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店の設備とアメニティ

これが、RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店のエリアです。
9つのレッスンルームが廊下の両側に並んでいます。

1-5番のレッスンルームは、銀座マロニエ通りに面しています。
ユキ

通りを挟んだ向かい側は、高級ブランドのビル。

道には、おしゃれな人々が歩いています。
ユキ
英語学習へのモチベーションが、グーンと上がりました 笑
セッションは、銀座マロニエ通りに面した1-5番のレッスンルームで行われます。
トレーナーさんごとにレッスンルームが固定されているので、毎回同じ部屋に案内されます。

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店のレッスンルームは新橋店と同じく、すべて完全個室。
ドアと壁があり、天井にはすき間がありません。
プライバシー保護は、バッチリです!
ただ、レッスンルーム間を仕切っている壁が薄いよう。
まれに隣のレッスンルームでセッションが行われていると、会話が丸聞こえで気になりました。

レッスンルームには、ホワイトボードがあります。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店のレッスンルームは、防犯カメラを完備。
安全対策は、バッチリです!

6-9番のレッスンルームは、窓に面していません。
こちらは、ほとんど使われていないようです。
希望を出せば、6-9番のレッスンルームを自習室に使えます。
私はセッションがある日は、早朝からセッションの時間まで8番のレッスンルームにこもって自習をしていました。
コーヒーとラップトップを持ち込めば、無限に時間を潰せます 笑
私はここで知っ線スピーキングのCambly (キャンブリー)をよくしていました。
ちなみに自習室は、無料です。
ユキ
ここは、銀座の一等地。
数時間も個室を無料で使えるだなんて、信じられません。
ユキ

通路左の突き当りには、テストルーム兼控え室があります。

壁に沿って長い机があり、パーテーションで仕切られています。

各区画には、コンセントがついています。
至れり尽くせりですが・・・欲を言えば、USBポートも欲しい 笑
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店の英語コーチングのカウンセリング

RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)新橋店での契約を済ませ、ついに迎えた初回の日。
この日は、通常のカリキュラムを本格的に進める前段階としての「プランニングセッション」と「初回セッション」がセットになった、言わばこれからの2ヶ月間の航海図を作るための重要な1日でした。
スタジオの扉を開ける前、私は少し緊張していました。
事前にカウンセラーのお姉さんから
スタッフ
と念を押されていたからです。
私は自他ともに認める根暗で無口なアナライザー気質。
「明るくて元気」と聞くと、どうしても体育会系の、大声でハイタッチを求めてくるようなノリを勝手に想像してしまい、
ユキ
と、内心ビクビクしていました。
しかし、ブースに現れたその女性トレーナーは、私の偏見を良い意味で木っ端みじんに打ち砕いてくれました。
今日から担当させていただくトレーナーです。
よろしくお願いします!
トレーナー
目の前に現れた彼女は、確かにエネルギーに満ち溢れていましたが、私が恐れていたゴリゴリの体育会系とは全く違いました。
「明るくて元気」という言葉よりも、「情熱的(パッショネイト)」という表現がこれ以上なくしっくりくる、大人の気品をまとったお姉様だったのです。
例えるなら、情熱的なフラメンコを美しく踊りこなしそうな、どこかエキゾチックで、かつ洗練されたおしゃれなセンスが漂う素敵な方でした。
第一印象こそ、自分とは真逆の眩しいタイプに
ユキ
と一瞬身構えましたが、言葉を交わし始めると、その壁はすぐに溶けていきました。
とても気さくで温かい人柄で、雑談の中でまさかの「韓国アイドルネタ」で火がつき、お互いに大盛り上がり。
根暗な私の心の扉を瞬時に開けてくれるコミュニケーション能力の高さに、プロの技を感じました。
話を聴くと、彼女は海外経験が非常に長く、日本に帰国してからも誰もが知る大手の英会話学校を複数渡り歩き、数え切れないほどの生徒を指導してきた実績の持ち主でした。
ただ英語が流暢に話せるというだけでなく、言語学的な視点や「日本人が外国語として英語を習得する際のアプローチ」を深くロジカルに理解している、極めて聡明な方でした。
英語コーチング業界では、時折「ちょっと海外にワーキングホリデーで行ってきました」というレベルの、若いアルバイト同然のトレーナーが当たってしまうリスクが囁かれることもあります。
しかし、目の前にいる彼女の圧倒的な引き出しの多さとプロフェッショナルな佇まいを前に、私は
ユキ
この人を引き当てられただけで、もう大正解だ。
と、深い安心感と嬉しさを噛み締めていました。
こちらのたどたどしい説明や、言葉の裏にある「本当に言いたいニュアンス」を、彼女は驚くほど的確に汲み取って整理してくれます。
この信頼できる相棒となら、2ヶ月間を走り抜けられると確信しました。
セッションが始まると、まずは現状の認識合わせからスタートしました。
ここで一つ、私の勘違いによる、ちょっと情けない事実が発覚します。
トレーナー
ユキ
受けてきました!
と自信満々に答えたのですが、彼女がシステムを確認すると、なんと私が受けていたのは「サンプルテスト(体験版)」だったことが判明。
ユキ
と、自分の詰め切れていないマイペースさに激しく落胆。
彼女から
じゃあ今日の夜、お家に帰ってから急いで本番を受け直してくださいね!
トレーナー
と優しくフォローされ、恥ずかしさで顔が赤くなりました(※その日の夜、大慌てで自宅で受け直しました)。
気を取り直して、目標設定のヒアリングに移ります。
トレーナー
ユキ
では、今の時点で、ご自身の頭の中にある『言いたいこと』を10割としたら、どれくらい英語で表現できていると感じますか?
トレーナー
ユキ
実は今、オンライン英会話も並行してやっているんですけど、先生とまともなディディスカッションが全然できなくて、いつも悔しい思いをしているんです。
私がそう答えると、情熱的なお姉様トレーナーは、真剣な眼差しで、しかし極めて誠実なトーンでこう言いました。
2ヶ月という期間は、語学においては決して長くはありません。
ここから野心的に、ものすごく努力をして、2ヶ月後にその割合を『4割から5割』に持っていけるかどうか、というのが現実的なラインです。
頭の中の言いたいことを、何不自由なく完全に英語で10割言えるようになるには、最低でも1年半から2年はかかると見ておいてください。
焦らず、まずはその基礎の回路を作っていきましょう。
トレーナー
この言葉に、私は深く感銘を受けました。
巷の英会話スクールにありがちな「2ヶ月であなたもネイティブ並みのペラペラになれる!」といった、耳障りの良いだけの誇大広告を一切使わない。
プロとして現実的な限界を示しつつ、その中で最大限の成果にコミットしようとする誠実な姿勢に、一気に好感度が跳ね上がりました。
さらに、彼女は私の理想像を深掘りしていきます。
トレーナー
ユキ
用意されたシチュエーションのロールプレイングをやって、それに対するスクリプト通りの簡単な質問に一言二言で答えるだけ。
本当は、そんな決まりきった会話じゃなくて、ゆくゆくは最新のニュースを題材にして、自分の意見をぶつけ合うようなディスカッションがやりたいんです。
私の言葉をフムフムと熱心にメモしながら、彼女は次の質問を投げかけてきました。
では、日常生活や仕事の中で、実際にリアルに英語を使う機会はありますか?
出張とか、海外のクライアントとの会議とか。
トレーナー
ユキ
トレーナー
ユキ
私がそう答えると、彼女は少し驚いたような顔をして、情熱的にこう切り込んできました。
具体的な夢や『これのために英語を絶対に使うんだ!』っていう強烈な原動力がないと、人間は辛いトレーニングを頑張り続けることができないの。
英語を使って何をしたいか、どんなワクワクする未来を実現したいか、もっと大きなビジョンを描きましょう!
トレーナー
確かに、彼女の言う通りかもしれません。
私には「イングリッシュカンパニーの競合を体験したい」「割引券があるから」という知的な好奇心や損得勘定はありましたが、「英語を使って世界を変えたい」とか「ビジネスで大成功したい」といった、泥臭い情熱や絶対的な原動力が欠けていたのです。
ユキ
とブースで腕を組んで考え込んでしまいました。
しかし、ここで引き下がるわけにはいきません。
これからのモチベーションのガソリンにするために、私はその場でひらめいたアイデアを口にしました。
ユキ
船の中で、世界中の旅人と優雅に英語で語り合いたいです。
最高じゃない!
世界一周クルーズ船でディスカッション、その夢に向かって頑張りましょう!
トレーナー
彼女が全力で乗っかってくれたおかげで、私の心の中に「世界一周クルーズ」という、大枠ながらも輝かしい仮のゴールが設置されました。
ビジョンが決まったところで、
トレーナー
と、いよいよテストの時間がやってきました。
私は思わず
ユキ
と口にしました。
すると、トレーナーのお姉様は微笑みながらこう説明してくれました。
今日やるアセスメントテストこそが、あなたのカリキュラムを1ミリ単位で調整するための、本当の『本番』です!
トレーナー
なるほど、今回はごまかしが一切効かない本気の測定というわけです。
テストにはビジネス用や日常会話用などいくつかの種類があるようでしたが、私の目的に合わせて日常会話用のテストがスタートしました。
形式自体は前回とほぼ同じでしたが、英文の難易度や求められる瞬発力の基準が、カウンセリング時よりも明らかに一段階引き上げられていました。
テストのメニューは以下の5ステップです。
- 音読
- その場での翻訳(サイトトランスレーション)
- バラバラの単語の並び替え口頭組み立て(パターンプラクティス)
- ストーリーテリング(30秒間のストーリー音声を聞き、その後30秒間で内容を再現してトレーナーに英語で答える)
- 2分間スピーチ(「自宅にいるのが好きか、外出するのが好きか」というお題に対し、自分の意見を2分間で述べる)
結果から言うと、「1. 音読」と「2. その場での翻訳」に関しては、我ながら本当によくできたと思います。
イングリッシュカンパニーで徹底的に仕込まれた英文の構造把握能力(リーディング力)の貯金が完全に活きており、文字として認識できる情報の処理スピードはトレーナーからも高く評価されました。
「3. 単語バラバラの文章の口頭組み立て」も、多少の詰まりはあったものの、文法の基礎知識があるため、まぁまぁの出来栄えでクリアできました。
しかし、「4. ストーリーテリング」から、再び私の脳内に暗雲が立ち込め始めました。
30秒の音声が流れているその場では、内容は100%完璧に理解できているのです。
しかし、「さあ、今の話を30秒で再現して」と言われた瞬間、言葉が全く出てきません。
大まかな登場人物や結末のあらすじといった情報は辛うじて掴めているものの、それを英語の文章として出力しようとすると、細部のディテールや正確な表現が頭の砂場からサラサラとこぼれ落ちていく感覚がありました。
彼女いわく、
トレーナー
とのことでした。
そして、最大の難関は「5. 2分間スピーチ」でした。
お題は「自宅派か、外出派か」。
私は完全に「自宅にいるのが好き(自宅派)」です。
なぜなら、もともと疲れやすい体質で、仕事で出勤が数日続くだけで週末にはエネルギーが完全に切れてしまうような人間だからです。
日本語であれば「家でゆっくり本を読んだり動画を見たりして、体力を回復させるのが至福の時間です」といくらでも理由を並べられます。
しかし、これを英語で2分間話し続けるとなると、状況は一変しました。
ユキ
と、最初の数文を絞り出したところで、脳が完全にハングアップしてしまいました。
英語を正しく組み立てること、発音を意識することに脳の全リソースが100%持って行かれてしまい、「次に何を話すか(論理的な理由やエピソード)」を考えるための脳の空き容量(リソース)が、1ミリも残っていなかったのです。
沈黙と、中学生のような単調な単語の繰り返しで、2分間の制限時間は絶望的な長さのまま幕を閉じました。
テストが終わり、自分のアウトプット力の無さにガックリと肩を落とす私に対して、情熱的なお姉様トレーナーは、意外すぎる言葉をかけてくれました。
トレーナー
ユキ
私は耳を疑いました。
一つのことに集中すると脳のリソースが全て持って行かれ、他の作業が完全に疎かになって沈黙してしまう。
私はこれを、自分の能力やマルチタスク能力が圧倒的に足りていない、ただの「無能の証明」だと思って、ずっと劣等感を抱いていたのです。
それを「天才肌」と表現された驚きは筆舌に尽くしがたいものでした。
でもユキさんの場合は、英語を出力するという一つのタスクに対して、脳が100%の超集中モードでリソースを注ぎ込んでいる証拠。
脳の使い方が極端で職人質なだけだから、その出力のタスク自体を『無意識(自動化)』でできるようになれば、余ったリソースが一気に思考に回って、ものすごいクオリティの英語が溢れ出てくるようになるわ。
ポテンシャルは計り知れないわよ!
トレーナー
このポジティブかつロジカルな解釈のアプローチには、救われるような思いがしました。
ダメな部分をただ指摘して凹ませるのではなく、受講生の特性を瞬時に見抜き、強みに昇華させてモチベーションを爆上げする。
これがライザップのコーチングの真髄なのかと、鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
実力テストの興奮が冷めやらぬ中、彼女はふと、私の契約内容を見ながら質問を投げかけてきました。
トレーナー
私は自分のライフスタイルを振り返りながら答えました。
ユキ
あえて『職場以外の別の場所』に自分の足で通うという強制力と、その空間に行くこと自体が、私の根暗な心にとって素晴らしいリフレッシュになるんですよね。
すると、お姉様トレーナーは「まさにその通りよ!」と、身を乗り出して激しく同意してくれました。
トレーナー
私は以前、何かの本で読んだ記憶を便りに
ユキ
と答えました。
正解は『たったの30%』なんです。
これ、外国語を教えている講師の私が言うのもアレなんですけど(笑)、言葉の意味なんて全体の3割に過ぎないのよ。
じゃあ残りの7割は何かというと、相手の態度、視線、身振り手振り、そして顔の表情やその場の空気感。
オンラインだと、その7割の情報がどうしても画面越しに間引かれてしまう。
だから、対面で私の表情や熱量をナマで感じながら、態度も含めて全身でコミュニケーションの訓練をする方が、学べることや脳への刺激が何倍も多いの。
通学を選んだのは、大正解よ!
トレーナー
この「30%の真実」の話は、非常に腑に落ちました。
私がオンライン英会話でいくらテキストをこなしても、どこか冷めた感覚があり、ディディスカッションに踏み込めなかったのは、画面越しの記号化されたやり取りに終始していたからかもしれません。
この銀座店のブースで、情熱的なお姉様とガチで対面して生身のコミュニケーションを磨くことの意味を、改めて強く確信することができました。
セッションの締めくくりとして、次回のセッション(来週からは変則の週1回・2コマ連続100分の地獄のロードが始まります)までにこなさなければならない、最初の「宿題」が提示されました。
これまでのイングリッシュカンパニーでの経験や、日頃のオンライン英会話のおかげで、自分の中では「ある程度は英語を話し慣れている、基礎体力はある」という小さな自負が、正直どこかにありました。
しかし、トレーナーのお姉様からの冷徹な診断はこうでした。
脳内のデータベースから引き出すスピードが遅すぎるの。
だから、最初の1週間は、この教材で脳の回路を徹底的にいじめ抜きます。
トレーナー

紹介されたのは、『究極の英会話』という教材アプリでした。
指定された宿題の範囲は「上の巻のユニット1からユニット3まで」。

取り組むトレーニング内容は、「クイックレスポンス」。
日本語の文章を見たり聞いたりした瞬間、1秒の猶予も残さず、電光石火のスピードで対応する英語の文章を口から出力するという、極めてスパルタな瞬発力訓練です。
アプリを開いてみると、並んでいるのは拍子抜けするような「中学1年生レベル」の極めてシンプルな英文ばかりでした。
トレーナー
一瞬、「TOEIC 700点の私に対して、今さら中学1年生レベルからスタートなのか……」というプライドが頭をよぎりかけましたが、彼女は私の心を先回りするように言葉を続けました。
どんなにTOEICの点数が高い人でも、日常会話コースを受ける人は、例外なく全員この中学1年生レベルのクイックレスポンスからスタートしてもらいます。
なぜなら、みんな『知っている』のに『1秒で口から出せない』から。
このレベルをナメずに自動化することが、すべての土台になるの
トレーナー
その言葉に、私は
ユキ
徹底的にやってきます!
と力強く答えました。
さらに、次回のセッションでの恐ろしい予告が告げられます。
私がその場で『じゃあ、今の文章を否定形に変えて!』『次は疑問形にアレンジして!』『主語を三人称単数に変えて、単語をこの言葉に差し替えて!』って、ランダムに千本ノックのようにアレンジの指示を出すから。
クイックレスポンスの名の通り、その場で私の指示に瞬時に反応して、脳をフル回転させて打ち返してね。
楽しみにしていて!
トレーナー
情熱的な笑顔で放たれたその予告は、私にとって完全に「大人の千本ノック」の宣戦布告でした。
プランニングセッションと初回セッションを終え、銀座店のスタジオを出た時、頭の使いすぎで頭痛がしていました。
しかし、それ以上に、私の心は心地よい緊張感と、未来への確かな手応えで満たされていました。
真逆のタイプだと思っていた情熱的なお姉様トレーナーは、私の「天才肌」としてのポテンシャルを見抜き、クルーズ船世界一周という夢を一緒に描き、中学英語の自動化という明確な処方箋を提示してくれました。
来週から始まる「週1回・100分連続」という未知のハードスケジュールに向けて、私は「究極の英会話」のアプリを入れたiPhoneをギュッと握り締めました。
中学1年生レベルの英語を、脳を介さず脊髄で反射できるようになるまで、この1週間、自宅と職場の往復の中で徹底的に自分を追い込んでやろう。
ライザップの「結果にコミットする」過酷で、しかし最高にエキサイティングな日々が、ついに幕を開けました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店の英語コーチング
科学的英語アプローチの最高峰であるイングリッシュカンパニーでの過酷なインプットを経て、私の英語学習の舞台は「RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)」へと移りました。
前回のプランニングセッションの後、トレーナーやスケジュールの調整を経て、私は「ライザップイングリッシュ銀座店」へと通うことになりました。
そこで提示されたカリキュラムは、私の想像を遥かに絶する高密度なハイブリッド学習でした。
銀座店での週2回の対面セッションに加え、自宅では週5回、1回15分のオンライン英会話サービス「Cambly(キャンブリー)」を強制的に並行稼働させるという、まさにアウトプットの千本ノック。
今回は、自他ともに認める根暗で大人しい会社員の私が、情熱的な「トレーナーのお姉さん」と二人三脚で駆け抜けた、ライザップイングリッシュのリアルなセッション内容と、その裏で起きていた壮絶なマインドの変化を、5000文字を超える圧倒的なボリュームで徹底レポートします。
ライザップイングリッシュの日常は、契約時の甘い幻想を瞬時に吹き飛ばすほどのハードスケジュールから始まりました。
私が課されたのは、銀座店のスタジオに週2回通い、情熱的で聡明なトレーナーのお姉さんと濃密なマンツーマントレーニングを行うこと。
シャドーイング、そしてそれ以外の日は、週5回、ネイティブスピーカーと直接話せるオンライン英会話「Cambly」を自宅で受講するという、逃げ場のないアウトプット漬けの日々でした。
でも、それを外に出す回路が錆びついている。
だから、この2ヶ月間は徹底的に脳の蛇口を開きっぱなしにしてもらいます!
トレーナー
トレーナーのお姉さんの力強い言葉とともに、私の「大人の猛特訓」がスタートしたのです。
週5回、1回15分。
数字だけを見れば「たったの15分」と思うかもしれません。
しかし、純ジャパで内向的な私にとって、画面の向こうの100%ネイティブスピーカーと対峙する15分間は、精神的な摩耗が凄まじいものでした。
最初の課題は、基本中の基本である「自己紹介」です。
レッスンに臨む前、トレーナーのお姉さんから事前にこんな鋭いアドバイスをされていました。
だから、絶対に相手のペースに引きずられたらダメ。
うっかりしていると、相手の楽しい雑談だけで15分間が何も得られずに終わっちゃうから、主導権はこっちが握るのよ!
トレーナー
実際にレッスンが始まると、まさにそのアドバイスの意味を痛感することになります。
画面に映るアメリカやイギリスのネイティブ講師たちは、とにかく陽気で、自分語りが大好き。
こちらの出方を待つことなく、
今日の調子はどう?
私はさっきまでコーヒーを飲んでいてね……
ネイティブ
と、マシンガントークが始まります。
気弱な私は
ユキ
なんとか勇気を振り絞り、用意してきた自己紹介を披露すると、多くの講師はこう言いました。
(すごくよく分かるよ!君の英語、本当に上手だね!)
ネイティブ
正式な修正やタイピングでの指摘をしてくれることなく、笑顔でレッスンが終了してしまいます。
私は
ユキ
私の英語、そんなに完璧だったのかな?
と不思議に思い、銀座店のセッションでトレーナーのお姉さんにその疑問をぶつけてみました。
すると、お姉さんは苦笑しながら、ネイティブの文化的背景を教えてくれたのです。
だから、受講生の側から『私は英語を学びに来ているから、どんなに小さなミスでも、よっぽど強く、徹底的に修正してください!』って明確に意思表示をしないと、彼らは気を遣って優しく褒めるだけで終わらせちゃうのよ。
トレーナー
この言葉には目から鱗が落ちました。
ただ漫然と座って喋っているだけでは、Camblyの価値を1ミリも引き出せないのだと気づかされたのです。
その後、何人もの講師を試す中で、たまたま指名したイギリス人のお姉様講師が、私の運命を変えてくれました。
彼女は非常に知的で、私の拙い自己紹介を聞いた後、
ネイティブ
と、チャットボックスをフル活用して綺麗に、かつ容赦なく直してくれたのです。
その時、私が
ユキ
と切り出したのに対して、彼女はこう指摘しました。
普段の趣味を言うなら、シンプルに『I like watching movies』とか『In my free time, I…』と言った方が自然よ。
ネイティブ
ユキ
と、強烈な学びを得ました。
私はこのイギリス人のお姉様講師を即座に「お気に入り」に登録し、毎回の予約枠を確保して、彼女を私のCamblyの主軸に据えることに決めました。
このCamblyの荒波を通じて実感したのは、ネイティブスピーカーと言えども、講師としての質や相性には凄まじい「当たり外れ」があるということでした。
トレーナーのお姉さんにその感想を伝えると、さらにマニアックなアドバイスが飛んできました。
実はね、オンライン英会話で発音や文法を丁寧に、かつ聞き取りやすい綺麗な英語で教えてくれる穴場は『南アフリカ』のネイティブ講師なの。
彼らの英語はとても上品で癖がないから、良い講師が見つからない時は南アフリカを狙ってみて!
トレーナー
このアドバイスは、まさに数々の英会話学校を渡り歩いてきたトレーナーのお姉さんだからこそ知る、極上のライフハックでした。
Camblyでの週5回の格闘を引っ提げて臨む、銀座店での週2回の対面セッション。
2回目のセッションは、まさに私の脳をフル回転させる、息つく暇もない以下の3部構成で進んでいきました。
Camblyの宿題の振り返り(自己紹介の発音矯正)
アプリ「究極の英会話」unit 4, 5, 6 の応用ノック
リスニング unit 12 のディクテーション・精読
まず「1. 自己紹介の振り返り」では、Camblyでイギリス人のお姉様に直してもらったスクリプトをベースに、トレーナーのお姉さんによるミリ単位の発音矯正が始まりました。
なぜなら、彼らにとって外国人の訛りは聞き慣れているから、カタカナ英語でも文脈で理解できちゃうのね。
でも、本当にストレスのない綺麗な英語を目指すなら、発音の壁は絶対に越えなきゃダメよ。
トレーナー
トレーナーのお姉さんの指摘は的確でした。
私の自己紹介を聴いた彼女は、
トレーナー
と、切り込みました。
私は無意識のうちに、学校教育の癖で、単語のスペル(文字)の見た目に引っ張られて、一つ一つの単語をブツ切りにして発音していたのです。
前の単語の最後の子音と、次の単語の最初の母音がくっついて、全く別の音に変化するの。
何を言うかという中身はもちろん大事だけど、それと同じくらい、聞き手にとって『あ、この人の英語は滑らかで心地いいな』と思わせる、ストレスのない綺麗な英語を話すことを、私たちの共通のゴールにしていきましょう!
トレーナー
そう言って、何度も私のおかしな発音の癖を矯正してくれました。
続く「2. 究極の英会話」のセッションは、まさに地獄の千本ノックでした。
私はスマートフォンを開き、宿題としてアプリ画面で何度も往復して暗記してきた中学1年生レベルの基本文型を準備します。
トレーナーのお姉さんはその並んだフレーズを見ながら、その場でランダムに応用させていきます。
例えば、アプリに表示されている基本文が「There are my friends.(あそこに私の友達がいます)」だったとします。
するとトレーナーのお姉さんが間髪入れずに指示を出します。
トレーナー
ユキ
トレーナー
ユキ
トレーナー
これが、文字通り「クイックレスポンス(1秒以内)」のスピードで求められるのです。
アプリをタップして視覚的に確認すれば、まぎれもない中学1年生レベルの簡単な英語です。
机の上で筆記テストを出されれば、私は100点満点を取れる自信がありました。
しかし、いざ目の前でトレーナーのお姉さんからパッパと指示を出され、口頭だけで瞬時に組み立てようとすると、脳の回路がショートして、信じられないようなケアレスミスを連発してしまうのです。
ユキ
なんで今、私は『a』って言っちゃったんだろう?
ここは『the』じゃないの?
ユキ
疑問が次から次へと溢れ出てきて、私は思わず
ユキ
aとtheの使い分けの明確なルールって……
と、アナライザー気質特有の「理屈で完璧に理解したい病」を発症しかけました。
すると、トレーナーのお姉さんはピシッと私の思考を制したのです。
今は細かい文法のロジックを考えちゃダメ!
ちなみにね、英語学において『a』と『the』の厳密な違いを論文にしようとしたら、本が一冊丸ごと書けちゃうくらい奥が深くて泥沼なの。
そんなものを会話の1秒の間に考えていたら、一生喋れなくなっちゃうわ。
今は理屈じゃなく、感覚の筋トレとして、間違えてもいいからとにかく口から出すスピードを最優先して!
トレーナー
この指導にはハッとさせられました。
私は完璧な正解を探すあまり、会話というスポーツのピッチの上で完全に立ち尽くしていたのです。
「考えないこと」。
それが、ライザップイングリッシュで課された、私にとって最も難しい、しかし最も必要な試練でした。
最後の「3. リスニング」のセッションでは、音声を引きながら内容をノートに書き取る「ディクテーション」を行い、その後、スクリプトを見ながら分からなかった音声の変化や語彙を明らかにしていく作業を行いました。
形式としてはTOEICのPart 3(複数人の対話)と同じものでしたが、内容が中学生レベルの平易な文章だったため、これは私にとって「余裕」のひとときでした。
リスニングの基礎体力は本当に完璧ね!
トレーナー
と、トレーナーのお姉さんも大絶賛。
かつてイングリッシュカンパニーで、血の滲むようなシャドーイングや音声知覚のトレーニングを徹底的に鍛え上げられた甲斐が、ここで120%の貯金として活きてきたのです。
前スクールでの努力は、決して無駄にはなっていなかったのだと、深い救いを感じた瞬間でした。
順調に見えた私のハイブリッド学習でしたが、中盤、Camblyの学習において予期せぬトラブルが発生します。
私が絶大な信頼を寄せていた、あの「お気に入り」のイギリス人のお姉様講師が、人気になりすぎたのか、あるいはスケジュールの都合なのか、パタリと予約が取れなくなり、私の相手をしてくれなくなってしまったのです。
行き場を失った私は、独学の工夫として、自分で書いた英語のエッセイを、当時話題になり始めていたAIツールの「ChatGPT」に入力し、文法添削をしてもらうという方法を思いつきました。
そして、AIが綺麗に整えてくれたエッセイのスクリプトをCamblyに持ち込み、今度は別のネイティブスピーカーの講師に見せて「この文章、どう思う?」と意見を求めるという、独自のサイクルを編み出したのです。
Camblyのネイティブ講師に見せると、
修正するところなんてほとんどない、完璧な英語だね!
ネイティブ
と太鼓判を押されました。
私は少し得意気になり、そのChatGPT連携のエッセイを、銀座店のセッションでトレーナーのお姉さんに見せてみたのです。
しかし、そのエッセイを読んだお姉さんの表情は、意外なほど曇っていました。
でもね、一言で言うと、文章が『もの凄く硬すぎる』わ。
まるで、大学教授が書いた格調高い『学術論文』を読まされているみたい。
日常のトピックを語る普通のエッセイにしては、言葉のチョイスが重厚すぎて、ネイティブが聞いたり読んだりしたら、ぶっちゃけ『ものすごく疲れる英語』になっちゃっているのよ。
英語圏のコミュニケーションではね、相手にそんな風にエネルギーを使わせて疲れさせる英語は、あまり好かれないの。
トレーナー
その指摘は、私の胸にグサリと突き刺さりました。
トレーナーのお姉さんは、アプリやテキストに載っている、もっとシンプルでカジュアルな別の英文を指差して言いました。
ユキさんが書いたものに比べたら、使われている単語も文構造も、一見すると『稚拙』でシンプルに見えるでしょう?
でもね、日常会話やフレンドリーなエッセイとしては、圧倒的にこっちのほうが分かりやすくて、相手の心にスッと届く、良い英語なのよ。
トレーナー
私は激しい葛藤に襲われました。
私はただ通じればいいというレベルではなく、どこか「知性や気品が漂う、大人の美しい英語」を使えるようになりたいという密かな憧れ(プライド)を持っていたのです。
だからこそ、AIを使ってでも難しい単語や洗練された文体を使おうとしていました。
ユキ
やっぱり、あのイギリス人のお姉様が話していたような『クイーンズイングリッシュ』こそが、私の理想なんです!
私の本音を聞いた彼女は、優しく、しかし現実的なアドバイスをくれました。
クイーンズイングリッシュは本当に素敵よね。
でもね、それを本気で習得しようと思ったら、イギリスの、それもロンドンの本物のネイティブスピーカーに張り付いて、一語一語添削してもらう必要があるの。
さっきも言った通り、イギリスは街が一つ違うだけで英語の訛りも文化もガラリと変わるから、今の日本でその環境を用意してくれる先生を見つけるのは、砂漠で針を探すくらい難しいわ。
もし、世界中のどんな国の人とも対等に通じ合える『グローバルな気品』を目指すなら、ベースはやっぱり主流のアメリカ英語にしておいた方が、汎用性が高くて圧倒的に有利よ。
その上で、やわらかくカッコよく見せたいなら、難しい単語を並べるんじゃなくて、ネイティブが日常的に使う『イディオム(慣用表現)』を効果的に覚えるのが一番の近道。
例えば、職業を聞くときに『What is your occupation?』なんて硬い聞き方をするんじゃなくて、シンプルに『What do you do?』ってサラッと言う。こういう生きた表現の引き出しを増やすことが、相手に通じやすくなるコツよ。
トレーナー
さらに、トレーナーのお姉さんは言語の本質に触れる、非常に興味深い話を続けてくれました。
その最たる例が、アメリカのオバマ元大統領の英語ね。
彼のスピーチを分析すると、使われている単語は中学生でも分かるようなシンプルなものばかり。
でも、メッセージは強烈に知的で、気品があって、世界中の人の心を動かしたでしょう?
(ちなみに、トランプ氏の英語はまたちょっと極端にシンプルすぎる別のベクトルだけどね笑)
だからユキさんも、中学生レベルの言葉をナメちゃダメ。
アプリ『究極の英会話』に詰まっているレベルを完璧に操ることで、TPOに合わせてシンプルな言葉をどう組み合わせるか。
それが、本当の意味でレベルの高い大人の英語よ。
トレーナー
この「オバマ大統領の英語」の例えは、私の凝り固まったプライドを綺麗に洗い流してくれました。
難しい言葉で自分を大きく見せるのではなく、シンプルな言葉で深い内容を伝えることこそが、真のインテリジェンスなのだと、強く得心したのです。
セッションが後半に進むにつれ、課題は英語の技術的な問題から、私の「メンタル(心)」の内側へとシフトしていきました。
ある日のセッションで、私はCamblyでのあるストレスをトレーナーのお姉さんに打ち明けました。
ユキ
でも、欧米のネイティブスピーカーが相手になった途端に、ものすごく精神的に疲れてしまうんです。
彼らって、なんだかすごく『自分語り』が激しくて、こっちの話を聞くより自分の意見を押し付けてくる感じがして……
すると、お姉さんは私の目をじっと見つめて、宗教や文化の世界観の違いからその現象をロジカルに解説してくれました。
私たち日本人は、仏教や神道といった『森羅万象、みんなで調和して生きる』という世界観の中で生きている。
だから、相手の空気を読んだり、協調性を持って話を聞くのが当たり前。
一方で、欧米のネイティブたちの多くは、キリスト教の『神と、一対一の個人として対峙する』という絶対的な個の世界観で生きているの。
彼らにとって、自分の意見をハキハキと主張すること、自分中心でマイペースに生きることは、決して悪いことではなく、むしろ『美徳』であり、一人の人間として自立している証拠なのよ。
ユキさんは日本人の中ではかなりマイペースな方だって言っていたけれど、その彼らと比べたら、ユキさんなんてめちゃくちゃ協調性があって周りに気を遣える、素晴らしい大和撫子よ(笑)
だから、彼らの自分語りに圧倒されて疲れる必要は全くないの。
『あ、この人たちはこういう生態なんだな』って一歩引いて見て、この本(文化の違いに関する書籍)を今度読んでみると、すごく楽になるわよ
トレーナー
この文化論には救われました。
自分が内向的だから疲れるのではなく、文化的な構造の違いだったのだと理解できたことで、ネイティブ講師に対する恐怖心がスッと薄れていきました。
しかし、トレーナーのお姉さんのカウンセリングは、さらに私の人生の深いトラウマにまで踏み込んできました。
セッション中、フリートークの場面になると、私はいつも言葉が続かず、すぐに沈黙して会話を終わらせてしまう癖がありました。
もっと、目の前の『人』そのものに純粋に関心を持つべきなんだけど……
ユキさん、何か新しいタスクや質問を振るたびに、いつも口癖のように『私、できないです』って最初に言っちゃうわよね。
トレーナー
お姉さんからそう指摘された瞬間、私の胸の奥がツンと痛みました。
実は、私は今の環境に変わる前の職場で、上司や同僚から毎日のように「どうせお前にはできない」「頭がおかしいんじゃないの?」「バカでしょ」と、執拗な人格否定とパワハラを受け続けていた過去がありました。
その過酷な経験のせいで、私の心には「どうせ私は何をしてもダメな人間んだ」「どうせ私はできないですよ」という、強固な防衛本能と呪縛が、消えない染みのようにこびりついていたのです。
英語のセッションという新しい挑戦の場でも、失敗して傷つくのを恐れるあまり、無意識のうちに「できない」という言葉でバリアを張っていたのでした。
私の過去のトラウマを静かに聞き終えたトレーナーのお姉さんは、いつもより一層情熱的な、しかしどこまでも温かいトーンで、私の言葉を全力で否定してくれました。
前の職場の言葉なんて、全部ゴミ箱に捨てなさい。
あなたが今、英語をパッと口から出せないのはね、あなたの頭が悪いからでも、能力が足りないからでも、ましてや『できない人間』だからでも絶対にないの。
理由はただ一つ、『まだその出し方に慣れていないだけ』。
ただそれだけよ!
イングリッシュカンパニーでの貯金もあるし、あなたの脳内には素晴らしい英語の知識が詰まっているの。
私はそれを知っているわ。
だから、自分を卑下するのを今すぐやめなさい。
慣れれば、絶対にできるようになるから。私にコミットさせて!
トレーナー
この言葉を聞いた瞬間、目頭が熱くなるのを必死でこらえました。
英語のスクールに来て、まさか自分の人生のトラウマを癒され、心の心理的安全性を取り戻してもらえるなんて、夢にも思っていませんでした。
ライザップのコーチングが「人生を変える」と言われる理由は、この、受講生の人間そのものに深くコミットする熱量にあるのだと、身を以て知ったのです。
お姉さんは、私の身体的な緊張についてもすかさず指摘を入れました。
もの凄く緊張しているのが伝わってくる。
あのね、日本語は口先だけでペタペタと発音できる言語だけど、英語は喉の奥から大量の息を吐き出し続けながら発音する言語なの。
もっと口全体の力を抜いて、リラックスして、ため息をつくみたいに息をずーっと吐き出し続ける感覚を持ってごらんなさい。
それだけで、あなたの英語は劇的に英語っぽく、滑らかに聞こえるようになるから!
トレーナー
私はトレーナーのお姉さんの指示通り、深く息を吐き、口の力を限界まで抜いて英文を口にしてみました。
すると不思議なことに、あれだけ突っかかっていた単語の連結が、驚くほどスムーズに口から滑り出てきたのです。
身体の余計な力みを抜くこと。
それは、心の力みを抜くことと、完全に直結していました。
セッションの終盤、トレーナーのお姉さんと私は、私が英語を話せなくなるもう一つの「決定的な構造的ボトルネック」を突き止めました。
それは、私の現在の職業、つまり「法律業界」という特殊な環境がもたらす思考の癖でした。
あなたね、頭の中で、もの凄く『難しくて高度な抽象概念』を日本語で考えていて、それを”そのままのレベル”で英語に翻訳しようとしているから、口がフリーズして話せなくなっているのよ。
トレーナー
お姉さんの指摘に、私はハッと目を見開きました。
私は長年、一言一句の正確性と、論理的な厳密性が何よりも求められる法律業界のど真ん中に身を置いていました。
そのため、私の脳内を流れる日常の日本語の語彙や表現レベルは、自覚がないうちに、一般の基準よりも極めて高度で、硬く、複雑なものになっていたのです。
例えば、「自宅にいるのが好き」という理由を考えるとき、私の脳内では自動的に以下のような高度な日本語の文章が生成されていました。
『日々の過密な業務において、多大な精神的エネルギーの摩耗を余儀なくされているため、週末の自宅における静的な環境での休息は、自己の限られたリソースの原状回復を図るための不可欠なプロセスである。』
これをそのまま英語にしようとするのですから、話せるわけがありません。
ユキ
原状回復は……
と頭の中の辞書を検索しているうちに、2分間の制限時間は一瞬で終了し、沈黙という最悪の結果を招いていたのでした。
トレーナーのお姉さんは、机をトントンと叩きながら、私に最大のブレイクスルーとなるコツを伝授してくれました。
ネイティブスピーカーの普段の英語なんて、失礼だけど言葉のレベルとしてはもの凄くシンプルで分かりやすいものなの。
どんな人でも子供でも一瞬でわかるような、具体的な表現や簡単な単語を意図的に選んで話しているのよ。
日本人同士の会話、特にユキさんのいる法律業界の会話が高度すぎるだけ。
それに気づいて、自覚を持ちなさい!
英語を流暢に話すための最大のコツは、英語の勉強をすることじゃない。
『頭の中の日本語のレベルを、徹底的に小学生レベルにまで落とすこと』よ。
これを、英語を話す前の『日本語の下ごしらえ(言い換え)』って言うの。
これはね、ユキさんだけじゃなくて、日本の高学歴な人やビジネスパーソンが全員必ずつまずく罠なのよ!
トレーナー
この「日本語の下ごしらえ」という概念は、私にとって最大のパラダイムシフトでした。
先ほどの法律業界レベルの難しい日本語を、トレーナーのお姉さんのアドバイスに従って、脳内で以下のように「下ごしらえ」してみました。
『私は仕事でとても疲れます。だから、家でゆっくり休みたいです。そうすると、元気になります。』
この極限までレベルを落とした日本語であれば、今の私の英語力でも、何の苦労もなく瞬時に出力することができます。
ユキ
So, I want to relax at home.
Then, I can get energy.
これでいいのです。
これこそが、オバマ大統領が実践していた「究極のシンプルさ」であり、会話を途切れさせないための唯一の処方箋だったのです。
この下ごしらえのコツを掴んでから、私のCamblyでのパフォーマンスは劇的に向上しました。
難しい単語の検索を脳がやめたことで、余ったリソースがスピーキングの瞬発力へと100%転換され、画面の向こうの講師と「言葉のキャッチボール」がテンポよく続くようになったのです。
この頃になると、Camblyの講師とのやり取りの中にも、教科書にはない生きた文化の発見が増えていきました。
特にお気に入りだったイギリス人講師たちの会話を観察していると、彼らは何かにつけて
(素敵ね!)
ネイティブ
という言葉を連発することに気づきました。
天気が少し良いだけで
ネイティブ
と言い、逆に、イギリス特有のどんよりとした最悪な雨模様の日のことは、皮肉を込めて
(惨めな天気だわ)
ネイティブ
と表現するのです。
こうした、現地の人が使うリアルな言葉の温度感を肌で感じられるようになったのも、ライザップで「下ごしらえの技術」を学び、会話に余裕が生まれたからに他なりませんでした。
怒涛の2ヶ月間が瞬く間に過ぎ去り、ついに銀座店での最終セッションの日を迎えました。
この日のメインイベントは、私の成長を客観的な数字とパフォーマンスで測定するための「最終アセスメントテスト」です。
出題されるテストの形式やメニューは、2ヶ月前のセッション開始前に受けたものと、全く同じ日常会話用のカリキュラムでした。
形式が同じだからこそ、自分の成長度合いが残酷なまでに浮き彫りになります。
緊張の中、テストがスタートしました。
「1. 音読」と「2. その場での翻訳」は、以前にも増してノータイムで、より滑らかな抑揚をつけてクリア。
トレーナーのお姉さんから指摘され続けた「口の力を抜いて、息を吐き出し続ける」というフォームが、完全に身体に染み付いているのを感じました。
「3. 単語の組み立て」も、三人称の「s」や冠詞の「a/the」に過剰に脳のブレーキをかけなくなったことで、リズムを崩さずに打ち返せるようになっていました。
そして、かつて6秒で沈黙し、情報の保持ができなかった「4. ストーリーテリング」。
音声が流れてくる間、私は難解な日本語訳を頭の中で作るのを完全にやめ、流れてくる英語の情景をそのまま脳内にイメージとして思い浮かべました。
そして、説明のフェーズに入った瞬間、あの「日本語の下ごしらえ」のスキルを発動させ、アプリで何度も叩き込んだ中学レベルの極めてシンプルな英語の骨組みだけで、次から次へとストーリーの内容を再構築していったのです。
気がつくと、30秒間の制限時間いっぱいまで、私の口からは途切れることなく英語の文章が溢れ出し続けていました。
最後の関門である「5. スピーチ」。
お題が出された瞬間、私の法律脳が難しい理屈をこねくり回そうとするのを、強烈な意思で抑え込みました。
「シンプルに。小学生でもわかる理由を3つ並べるだけ!」
そう心に念じ、息を大きく吐き出しながら話し始めました。
かつては英語を出力することだけで脳のリソースが100%パンクし、次に何を話すかという思考が完全に停止して10秒で力尽きていたあの私が、今回は違いました。
中学英語の回路が「自動化」されたおかげで、脳に莫大な空き容量(リソース)が生まれていたのです。
その余ったリソースを使って、「次はあのエピソードを話そう」「その次にこの理由を繋げよう」と、話しながら論理の展開を冷静に先回りして考えることができていました。
2分間のタイマーが鳴り響いたとき、私は最後まで言葉を詰まらせることなく、自分の意見を堂々と語り終えていました。
テストが終了した瞬間、ブースの中に、トレーナーのお姉さんの割れんばかりの拍手が響き渡りました。
信じられないくらいの成長よ!セッション開始前と比べて、口から出てくる英語の『情報量』が、文字通り何倍にも爆発的に増えているわ!
私の言った通りだったでしょう?あなたは能力が足りないんじゃなくて、ただ慣れていなかっただけの『天才肌』だったのよ。
本当に、結果にコミットしてくれてありがとう!
トレーナー
お姉さんの輝くような笑顔と、その目に見える圧倒的な成果を前に、私は深い達成感と、言葉にできないほどの感謝の念で胸がいっぱいになりました。
ライザップイングリッシュ銀座店での2ヶ月間。
それは、単に英会話のテクニックを学ぶだけの時間ではありませんでした。
アプリを使って中学1年生レベルの英語の爆発的な瞬発力を鍛え上げ、法律業界特有のガチガチの思考の罠から抜け出す「下ごしらえ」の技術を身につけ、誠意を持って向き合ってくれたトレーナーのお姉さんのおかげで、前の職場で心理的安全性を完全に失っていた私の壊れた心を再生できた「心のデトックス」の旅路だったのです。
お気に入りに入れたスマートフォンのアプリ画面には、毎日やり切った学習ログがびっしりと刻まれていました。
私の心の中に新しく開通した「英語の蛇口」からは、もう二度と、言葉が枯れることはありません。
手に入れたこのシンプルな大人の英語力と、取り戻した自信を胸に、私はいつか、あの輝かしい豪華クルーズ船のデッキで、世界中の旅人と対等にディスカッションを交わす最高の未来へ向けて、これからも歩みを止めることなく走り続けます。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店の勧誘はきつい?しつこい?
ライザップイングリッシュの2ヶ月にわたる高密度なセッションを終えるにあたり、多くの人が懸念するのが「終了後の継続プランへの強引なご案内や勧誘があるのではないか」という点ではないでしょうか。
特に結果にコミットするコミット型のスクールでは、最後のセッション日やアセスメントテストの後に、さらなるレベルアップを目的とした追加コースの熱烈なセールスが行われるイメージを持たれがちです。
結論からお伝えすると、私の場合はそうした強引な継続へのご案内やしつこい勧誘は一切ありませんでした。
最終セッションは、これまでの努力を称え合い、2ヶ月間の成長をアセスメントテストの数値として一緒に喜び、未来の自学自習に向けた温かいエールをいただくという、非常に清々しい形で幕を閉じました。
スクール側から「次はこのコースに進みましょう」と契約を迫られるようなピリピリした空気は皆無で、受講生の意思とこれまでの成果を何よりも尊重してくれる姿勢に、最後まで深い信頼感を抱くことができました。
また、強引な勧誘がなかったことの背景には、ライザップイングリッシュ銀座店が抱える「嬉しい悲鳴」とも言える現実的な事情も関係しているようでした。
実は、私の学習を2ヶ月間熱心に支え、過去のトラウマまでをも包み込んでくれたあのトレーナーのお姉さんは、スクール内でも群を抜いて大人気の優秀なトレーナーだったのです。
彼女のスケジュールは常に限界まで詰まっており、かなり先まで予約が埋まり続けているという状況でした。
そのため、もし私から「さらに上のレベルを目指して継続したいです」と自発的に依頼をしたとしても、システム上、引き続き同じトレーナーのお姉さんに担当してもらえる可能性は極めて低いという現実がありました。
ライザップイングリッシュでは、受講生のスケジュールとトレーナーの空き枠を厳密にマッチングさせるため、予約が飽和している人気トレーナーの場合は、継続のタイミングで別のトレーナーへと担当が変わってしまうケースが大きいのです。
私にとって、この2ヶ月間の飛躍的な成長とメンタルの救いは、他でもない「あのトレーナーのお姉さん」と二人三脚で歩んできたからこそ成し遂げられたものでした。
そのため、担当が変わってしまうリスクを負ってまで、安易に次のコースへ継続するという選択肢は最初からありませんでした。
トレーナーのお姉さんもその絆と状況をよく理解してくれていたからこそ、無理な引き止めや勧誘をすることなく、私がこれから一人で歩んでいくための「自立の道」を笑顔で見送ってくれたのだと思います。
引き際までどこまでも美しく、受講生の人生に寄り添ってくれたライザップイングリッシュ。
強引な勧誘がないからこそ、私はこのスクールで過ごした2ヶ月間のすべてを、最高の思い出と確かな財産として胸に刻むことができました。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)銀座店の英語コーチングの感想


Beforeのスコア


Afterのスコア
ライザップイングリッシュ銀座店での、嵐のような2ヶ月間がすべて終了しました。
週2回の対面セッション、アプリでの中学英語の自動化、そして週5回に及ぶCamblyでのネイティブとの死闘。
大人になってこれほどまでに一つのことに全力を注ぎ、脳に汗をかいた経験はありませんでした。
しかし、すべてをやり遂げた歓喜の瞬間に、私は予想だにしない「大きな試練」と直面することになります。
それは、ライザップイングリッシュの英会話コースにおいて、受講生の客観的な実力変化を測るために導入されている「VERSANT(バーサント)」というテストの結果でした。
VERSANTは、世界基準でスピーキング力を測定する非常にシビアなAIテストです。
ライザップでは受講の「Before(開始前)」と「After(修了時)」でこのテストを受験し、どれだけ実力が伸びたかを可視化します。
アセスメントテストの手ごたえも良く、確実に成長したと確信していた私は、ワクワクしながらAfterのスコアシートを開きました。
しかし、そこに表示された数字を見た瞬間、私は自分の目を疑いました。
なんと、BeforeよりもAfterのスコアの方が「低く」なっていたのです。
ユキ
嘘でしょ……?
頭の中が真っ白になりました。
大金を投じ、睡眠時間を削り、あんなに血の滲むような思いで週5回のCamblyと週2回のセッションをこなしてきたのに、スコアが下がるなんて。
努力はすべて無駄だったのか。
私の英語の才能はゼロだったのか。
激しい自己嫌悪と絶望感が波のように押し寄せ、私はめちゃくちゃに落ち込みました。
スタジオの椅子で今にも泣き出しそうな私を見て、トレーナーのお姉さんは優しく、しかし確信に満ちた声でこう語りかけてくれたのです。
数字だけ見るとショックかもしれないけれど、あなたの英語力は、この2ヶ月間で確実に、それも信じられないくらい上がっているわ。
VERSANTの仕組みをロジカルに分析すれば、このスコアの低下がむしろ『大人の英語』へ進化している証拠だってことが、はっきりと分かるのよ。
トレーナー
トレーナーのお姉さん曰く、VERSANTは「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」という4つの軸で評価されます。
そして、採点を行うのは人間ではなく「AI」です。
AI採点の特徴として、「黙って沈黙を作ってしまうこと」を極端に嫌い、逆に「文法が無茶苦茶でも、何かしら音声を出し続けていること」を高く評価する傾向があります。
思い返してみて。
あの頃のユキさんは、とにかく沈黙を作らないように、出せる単語だけを繋げて、ノリと勢いだけで喋っていなかった?
トレーナー
言われてみれば、まさにその通りでした。
当時は細かい文法や論理的な正しさを考える余裕すらなかったため、とにかく知っている単語を機関銃のように並べ、沈黙を埋めることだけに必死でした。
つまり、Beforeのスコアは、口数が多くてただうるさいだけ、ノリだけでAIを突破した「中身のないハリボテの流暢さ」だったのです。
流暢さと発音の数値は下がっているけれど、『文章構文』と『語彙』の数値が劇的に上がっているわ。
これはどういうことか分かる?
トレーナー
トレーナーのお姉さんの言葉に、私はハッとしました。
Afterのテスト中、私はあの「日本語の下ごしらえ」を意識し、トレーナーのお姉さんから耳にタコができるほど言われた「聞き手のストレスにならない、正確で綺麗な大人の英語を話そう」という意識を強く持っていました。
ちゃんと自分の意見を言おう、問題に対して正確に構文を組み立てて答えようと、脳をフル回転させた結果、Beforeの時にはなかった「熟考のためのわずかな沈黙」が生まれてしまっていたのです。
AIは、その知的な沈黙を「流暢さの低下」とみなして減点しました。
しかし、紡ぎ出された英語の質、つまり構文の正確性や選んだ語彙のレベルは、Beforeとは比べ物にならないほど高次元なものに進化していました。
ユキさんの努力は、1ミリも間違っていないわよ。
トレーナー
お姉さんのそのロジカルな解説を聞いて、張り詰めていた心がフッと軽くなり、深く慰められるのを感じました。
数字の裏側にある本質的な成長を、誰よりも見抜いてくれる存在が隣にいてくれたことが、何よりも救いでした。
VERSANTの数値には表れなかったものの、自分自身の身体と耳には、確実で劇的な「覚醒」が起きていました。
まず第一に、「英語の音読に全く疲れなくなった」ことです。
ライザップイングリッシュを始める前、私は英語の長文を音読するだけで、凄まじいエネルギーを消耗していました。
英文を目で追い、発音するだけで精一杯。
長文の終盤に差し掛かる頃には息も絶え絶えで、鏡を見ると顔が死んでいるような状態だったのです。
しかし、ライザップで「究極のリスニング」の教材を徹底的にやり込み、喉の奥から息を吐き出し続けるフォームを叩き込んだおかげで、英語を音読するための「筋肉(体力)」がいつの間にか備わっていました。
今では、どんな長文を読んでも息切れせず、抑揚や発音変化(リンキング)を自然にコントロールしながら、滑らかに読み進めることができるようになっていたのです。
さらに、その効果は「TOEICのリスニング」において、爆発的な結果となって現れました。
コース終了後、久しぶりにTOEICの公式テストを受験した時のことです。
それまでの私は、リスニングの途中で集中力が完全に切れ、「体力が持たない」という理由で、Part 2の途中あたりから音声を聴くことを放棄してしまうのが常でした。
しかし、この2ヶ月間、毎日Camblyでネイティブのマシンガントークを浴び、ライザップで情報の保持力を鍛えられた私の耳は、完全に別物へと進化していました。
なんと、最高難易度のPart 4の最後の1問が解き終わるまで、100%の集中力を保ったまま、すべての英語を聞き取ることができたのです。
以前のように「大まかに聞いて、分からない細かい部分は自分の都合の良いように推測する」という悪い癖が完全に消え去り、ディテールまでクリアに音声が脳内に飛び込んできました。
さらに、音声を聞きながら同時に先々の選択肢の文字を読むという、かつては不可能に思えた「マルチタスク(複線処理)」も、何の難しさも感じることなく、流れるように処理できるようになっていたのです。
極めつけは、長年の天敵だった「イギリス人スピーカー」の音声でした。
TOEICでイギリス人のナレーターの声が流れるたび、独特のこもった発音にパニックを起こしていた私ですが、今回は違いました。
Camblyでお気に入りだったイギリス人のお姉さん講師と、何度も何度もチャットボックスを交えながら会話を重ねていた記憶が、脳内で鮮明に蘇りました。
ユキ
そう気づいた瞬間、イギリス人ナレーターの英語が、まるで日本語のようにクッキリと聞き取れたのです。
試験会場の席で、私は鳥肌が立つほどの猛烈な感動に震えていました。
(※ただし、リーディングに関しては、この2ヶ月間はアウトプットと音声に特化していたため、実力が劇的に上がっているという感覚はありませんでした。「リーディングを伸ばすためには、ここから別途、文法や長文の問題集をゴリゴリ解き進める自学自習が必要だな」という、次への明確な課題も見つかりました。)
振り返ってみれば、本当に光陰矢の如し、あっという間の2ヶ月間でした。
ここで、英語学習の科学的アプローチの最高峰である「イングリッシュカンパニー」と、結果にコミットする「ライザップイングリッシュ」の両方に大金を投じて通い詰めた私だからこそ言える、二大スクールのリアルな比較を書き残しておきたいと思います。
もし、「どちらの方がみっちりと過酷なトレーニングをやった感じがしたか?」と問われれば、それは間違いなくイングリッシュカンパニーです。
純粋な英語のトレーニングマシンのような高負荷なセッションや、科学的知見に基づいた第二言語習得論の密度は、イングリッシュカンパニーの方が圧倒的に上でした。
しかし、「英語に対する『生きた知識』や『文化的背景の気付き』をより多く得られたのはどちらか?」と言われれば、それは今回のライザップイングリッシュでした。
ただ、これはライザップイングリッシュというスクールのシステムが優れていたから、という理由だけではありません。
他でもない、「最高のトレーナーのお姉さん」という、唯一無二の存在に巡り合えたおかげです。
過去のパワハラのトラウマを抱え、防衛本能からすぐに「私なんてできない」と殻に閉じこもってしまう、極めて面倒でマイペースな私。
そんな私の脆い内面を、時に厳しく、しかしどこまでも優しく大きな愛で見守り、精神的なクッションとなって並走し続けてくれたトレーナーのお姉さんには、言葉では言い尽くせないほどの感謝しかありません。
彼女の存在がなければ、私はVERSANTのスコアが下がった時点で、英語学習そのものを完全に挫折して放り投げていたでしょう。
この経験を踏まえ、もし私が未来の自分や大切な友人に「もう一度どちらかを選んで通うとしたら、どっち?」と聞かれたら、私は「イングリッシュカンパニー」を選びます。
なぜなら、イングリッシュカンパニーは「システムと教育プログラム」が極限まで仕組み化されており、どのトレーナーのセッションを受けても、絶対にハズレがないという強固な安心感があるからです。
誰が担当になっても、高水準な科学的アプローチを等しく受けられるのが、あのスクールの偉大さです。
一方で、ライザップイングリッシュは、あくまで私の個人的な印象ですが、「担当するトレーナーの力量や相性に、満足度が激しく左右されるスクール」だと感じました。
私は今回、たまたま奇跡の確率で、私の人生のトラウマまでをも癒してくれる素晴らしいトレーナーのお姉さんに担当してもらえたため、最終的な満足度は120%となりました。
しかし、もし相性の合わないトレーナーや、マインドに寄り添ってくれない事務的なトレーナーに当たっていたら、週5回のCamblyという過酷な負荷に耐えかねて、途中で心がポッキリと折れていた可能性が非常に高いと思います。
まさに、属人的な「人対人」の熱量にベットするスクール、それがライザップのリアルな姿でした。
イングリッシュカンパニーで作った強固な「データベース(知識の土台)」があり、それをライザップイングリッシュとCamblyという二つの触媒によって、「大人の知的な英語」として外へ引き出す蛇口が開通した――。
この二社をハシゴした私の選択は、結果として、私の英語人生においてこれ以上ない完璧な黄金リレーとなりました。
私のカバンの中のスマートフォンには、毎日ボロボロになるまでタップし続けたアプリ『究極の英会話』の学習ログが、消えない勲章のように刻まれています。
VERSANTのスコアという目先の数字に一喜一憂する必要はありません。
私の耳はTOEICのイギリス英語を捉え、私の喉はリラックスして滑らかな大人の息遣いを覚えています。
前の職場で否定され続け、暗闇の底にいた私は、この英語の特訓を通じて、失われていた「心理的安全性」と「自分を信じる力」を、トレーナーのお姉さんからしっかりと受け取りました。
開通した脳の蛇口から溢れ出るシンプルな英語を武器に、私はこれからも、英語という大海原を自力で泳ぎ続けます。
いつか、あの憧れの豪華クルーズ船のデッキで、世界中の人々とワイングラスを片手に、気品漂うやわらかな英語で笑い合える、その最高の瞬間を迎えるために。
私の挑戦は、ここからが本当の始まりです。
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